既存の吹き抜けを利用した子供室とロフトの増床工事

Concept

元々の建物の、登り梁のある切妻の空間にはしっかりとした秩序が感じられました。
そのため、色を含めて既存の意匠に寄り添い、改修後に違和感が生まれないように、良く考えて改修しました。

既存の吹き抜け空間を利用して、子供室を追加するのとあわせて下の階に光を通す格子床とスチール梯子を備えたロフトを計画しました。
光を通す格子の床は、下から見た時の美しさと歩きやすさのバランスを考えて現場でピッチを決定しました。
スチール梯子にはヒノキの踏み板を設けたため足に優しい作りとなっています。
子供室の引き戸は、フラッシュのリーズナブルな作りですが、仕上げには白土入りの漆喰をDIYで施工したことによりインテリアとしての表情が生まれています。